理事長からのご挨拶

公益財団法人 KOREA GLOBAL ACADEMY YOKOHAMA 理事長 金時鐘

本財団は、李鍾大初代理事長の元、1976年6月に総合機能を持った民族教育機関として成長・発展した公益財団法人神奈川韓国綜合教育院を発展的に継承し、新たに出発することになりました。装いを新たにKOREA GLOBAL ACADEMY YOKOHAMA(コリア グローバル アカデミー ヨコハマ)として、2020年10月、名称を変更し再出発いたします。

 

これまでの韓民族の言葉や民族的な素養をこれからの世代に継承する事業を活かすとともに、さらに、これからの国際化時代に対応するために事業の内容と規模を大きくしながら、時代に対応できる財団を目指していく所存であります。

 

さらに、本財団の事業範囲も神奈川県だけではなく、段階的に全国に広げていきたいと存じます。


今を去ること45年前の1976年、創立者である李鍾大初代理事長より、お声をかけられ、民族教育の意義と必要性を説かれました。思えば、この度、理事長を引き受けることになりましたのも、当時、その呼びかけに応じて153人の基金拠出(4億5,120万円)の仲間の一人として、決して経済状況が好ましいわけではない中、加えて頂けましたことが、きっかけになっていると誇らしく思っております。

本財団がここまで来られたことは、多くの理事、評議員の皆様はじめ、関係機関の方々の多大なご協力の賜物と感謝しております。

これから新規授業として、まず奨学金を実施していきたいと思います。「S・K奨学金」を、高校生及び大学生に実施していきます。

さらに、本来の韓国語に加え「英語」の講座も新設して実施していきたいと思います。

また関連事業として、「K-POP」や韓国料理など多方面にわたる事業を進めてまいります。

本財団は、老若男女問わず小さな子供から大人まで楽しく過ごせる「」づくりを目指して、職員一同、努力してまいります。

これからも、本財団は公益財団法人としての特色を生かし、同胞社会の教育的要求や多文化共生に今後とも尽力するとともに、韓日民間交流の場としても、さらに努力していきたいと思っておりますので、今後とも皆様のご協力をお願い致します。

 

 

 

公益財団法人 KOREA GLOBAL ACADEMY YOKOHAMA

 

理事長 金 時 鐘